布団クリーニングを水洗いで
布団には、気付かないだけで様々な汚れが付いています。布団のような環境を好むダニ、大腸菌、黄色ブドウ球菌、雑菌、人体やペットから出る脂肪、尿素、タンパク質など、調べると色々検出されます。また、室内のホコリやチリも静電気によって引き寄せられ、付着しています。これらの汚れは、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状を引き起こす要因になります。
特に、アレルギーを引き起こす要因になるのが、ダニです。アレルギーを引き起こす主な原因は、ダニだけではなく、ダニのフンや死骸です。ダニのフンには、システィンプロテアーゼやセリンプロテアーと呼ばれるタンパク質と呼ばれる物質が入っています。このダニ、ダニのフン、ダニの死骸がアレルギーを引き起こすアレルゲンとなるのです。これらの汚れなどを落とすには、布団クリーニングで丸洗いをしないと落ちないのです。また、寝汗などでかいた汗の汚れがついた布団は、生地が傷みやすく、布団自体の寿命が短くなります。
布団クリーニングは、まず、前処理としてシミ・汚れの部分に前処理剤を付けます。そして、布団を巻いて、本洗い、脱水、すすぎ、脱水、すすぎ、脱水、すすぎ、脱水と繰り返します。「ザブザブ」の布団クリーニングでは、布団を洗う時に使われる洗剤は布団丸洗い専用に開発された特殊洗剤で、科学的にも証明されている洗剤です。羽毛布団や羊毛布団は中綿の表面を保護するために油脂分が、綿布団にはロウが塗られています。これらの保護している油脂やロウを落とさずに、塩分や汚れなど不要なものをきれいに洗い流してくれます。
布団についている汚れのほとんどが、水溶性なので水洗いできれいに落とせます。すすぎにも時間をかけ、洗剤が残らないようにすすがれます。このように洗われた布団は清潔で気持のいいものに仕上がります。そして、ドライクリーニングのように、石油系洗剤ではないので、独特なイヤなニオイが残りません。ただし、詐欺目的の布団クリーニング商法もあり、それらの被害を受ける方は、お年寄りが多いそうです。このような被害が合わないように、きちんと確認を取ることが大切です。
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今日のお勧め記事 ⇒ 布団クリーニングの注意点
布団クリーニングをする際に、側生地が金色や銀色の糸を使っている生地は、丸洗いすると変色したり、破れたりすることがあります。また、ムートンや天然皮革を使っている布団の生地は、洗浄をすると縮んでしまうことがあります。このように、クリーニング店では生地によって取扱いがない場合があります。クリーニングを出す際は、注意点として必ず素材を確認する必要があります。 布団クリーニングで洗浄、乾燥するのに、向いている布団は、羽毛布団やこたつ布団などです。これらの布団は、生地にキルティング加工が
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